2022-01-01から1年間の記事一覧

夫のがん手術から3日目。1つ1つの用事は大したことはないのに、疲れた。

(注)昨日に書いた記事。 予定を2時間半オーバーし、10時間半かかった夫の手術から3日目。 夫は、まだ観察室にいる。 とは言え、 「どこそこはホコリが溜まりやすいから、日々、掃除機での吸い取りとその後の拭き掃除を欠かさないように」 などと、掃除に関す…

手術中、待機する家族のメンタル。

夫の大腸がんの手術は、術前の説明では、およそ8時間とプラスアルファ。 ところが、実際には2時間半近くもオーバーし、10時間半かかった。 ぶっちゃけ、手術終了予定時間が近づくと気もそぞろになる。まして、予定を30分過ぎ、40分過ぎても、ナースステーシ…

夫の手術、終わり。

(注)10月21日に書いた記事。 夫の大腸がんの手術が終わった。 手術時間は、当初に予想された8時間プラスアルファより2時間半オーバーして、10時間半。とは言え、手術中にアクシデントはなく、予定通りの進行だったらしい。 術後、執刀医に患部のがんを見せら…

手術日の昼休憩中

(注)10月21日に書いた記事。 現在、私は昼休憩中。患者家族が、当の患者が手術や検査をしている時に待つために設けられた部屋から、病院内にある食堂に移動した。 今日は夫の手術日でもあると同時に、上の孫(小学校3年生)と真ん中の孫(幼稚園最高年長組)の運…

8時間にも及ぶ手術〜祈るしかない。

(注)10月19日に書いた記事。 入院日が、大海が空になったかのような、からりとした秋晴れの日だったことは、単純に嬉しい。 澄み切った大気の中で陽光に照らされていると、それだけで気持ちが癒され、元気も出てくるからねえ。 これは、入院する当の夫も同じ…

生きていることが辛くなるほどの痛み

(注)10月17日に書いた記事。 夫が手術を前に訴える。「生きていることが辛くなるほど患部が痛い。夜も眠れない」。 がんの痛みが特有であることはよく聞く。もう、すごいらしい。そりゃ、悪者の腫物が大手を振るうんだもの。 西洋医学、漢方医学、日本古来の…

「仕事を受けられないこと=減収」は、後で取り戻せばいい。

(注)10月17日に書いた記事。 宣伝販売の仕事。コロナも3年目を迎え、情勢も落ち着きつつあるこの秋になって、少しずつ、本当に少しずつ、だが、確実に復活してきている。クチとメーカー用意のPOPだけで商品説明をして売り込む推奨販売ではない。試食なり試飲…

昔のタオル〜日本人のモノとの関係も変わってきた。

(注)10月17日に書いた記事。 夫の手術日に必要なものの1つに、白タオルがある。 特別な生地を使っているとか、しゃれた刺繍をほどこしているとか、そういう付加価値がある白タオルではない。ごくごく普通の、かつてはどこの家庭にも見られ、タオルとして使わ…

だしをとるのは面倒な作業?〜だし入りみその盛況から考える。

(注)10月16日に書いた記事。 みそ業界の大手マルコメみそが、だし入りみそ「料亭の味」を発表したのは、40年前の1982年。きっかけは、ある主婦からの「おたくのみそで作ったみそ汁が美味しくない」とのクレーム。話を聞けば、この主婦はだしをとらずにみそ汁…

痛みも苦しみも、生への執念があってこそ、克服できる。

(注)10月15日に書いた記事。 手術を控えた夫が訴える。 「生きているのが辛くなるほど(がんが出来た)肛門の奥が痛い。夜も眠れない」。 そう! がんって、痛いのよね。自覚症状がない初期段階ではほとんど感じないけれど、進行してくると半端なく痛いとは、…

1日の大半を台所で過ごしている? 別に苦痛ではないのだが、、、。

(注)10月14日に書いた記事。 今日、ふと、思ったの。 「私、1日の大半を台所で過ごしている?」 かなりの確率で当たっているかも。 例えば、夫の療養食に欠かせないスープは、各種野菜を細かく刻んでグツグツと煮込んだ後に攪拌するのだが、その際、煮込んだ…

健康のカナメは腸

(注)10月13日に書いた記事。 一昨日、昼間の暑さそのままに長袖シャツ1枚で大阪南部まで出かけ、用事をすませて早い目に引き上げるところが予定が狂い、結局午後10時過ぎに京都に到着するはめに。10月初めとは言え、夜風はさすがに肌寒く感じ、何より胃腸を…

病むとはこんなもの。老いるとはこんなもの。

(注)10月12日に書いた記事。 この9月15日に、3年来の右眼の加齢黄斑変性が寛解となり、喜んでいたら、今度は左眼がアレルギー性結膜炎になり、通院。 しかも、今日の再診で、白内障の症状もあり(今のところ手術は必要なし)と言うではないか! ううむ。病むと…

甘味を強いめにすれば子どもに受ける煮物になるが、今度は糖分を摂り過ぎるリスクが。

(注)10月11日に書いた記事。 振り返れば、煮物系のデモは、けっこう体験しているなあ、、、クライアントはほとんどが出汁やつゆなどの調味料メーカーだけれど、なかには青果系の団体だったり組合だったりするケースも。 このうち、子どもにも人気だったのは…

子どもは煮物が苦手、は思い込みか?

(注)10月10日に書いた記事。 発酵学の権威で食に関する洒脱なコラムでも知られる小泉武夫氏が、著書「食と日本人の知恵」(岩波書店)の中で書いておられた。 「煮物はそこにあるだけで落ち着く気がする。ごぼうとにんじんの煮染を見て、思い出のない人がいる…

消化器系がんの便臭〜これが病むということ。

(注)10月8日に書いた記事。 ちょっとエグいというか、明らかにびろうな話で申し訳ないんだけれど、、、。 大腸がんを患い、手術を間近にひかえた夫が入った後のトイレがすごく汚い。 もっとも、もともとの夫は、非常なきれい好き。少なくとも、私よりは何倍…

ゆず皮の需要の減少から、日本の食生活の変化を考える。

(注)10月7日に書いた記事。 ゆず皮の話を続ける。 どこにも売っていないので自分で作ろうと思ったゆず皮。が、肝心のゆずそのものも時期的に店に置いていないので困っていたら、自転車で7、8分走ったところにあるイ○ミヤで、ゆず皮を見かけた。 ああ! やっ…

ゆず皮はなぜ販売されないのか?

(注)10月6日に書いた記事。 私の思い過ごしかしら? 最近、ゆず皮を扱う店が、とみに減っていっている気がする。 ゆず皮。 茶碗蒸しに、塩辛と共に奴のトッピングに、大根や芋の煮物に、にゅうめんの具材にと、何かと使うことが多い。 なのに、扱っているス…

「理系の女の生き方ガイド」(宇野賀津子・坂東昌子 著)

(注)10月5日に書いた記事。 「理系の女の生き方ガイド」(宇野賀津子・坂東昌子 著) 京都パストゥール研究所で免疫学を研究する宇野賀津子氏と、素粒子論専攻の物理学者、坂東昌子氏が、まだ「リケジョ」なる名称もなかった2000年、「理系にいる女性やこれか…

現場に立たない医療スタッフ

(注)10月4日に書いた記事。 ここ数日、2週間後に大腸がんの手術を控えた夫の衰弱が激しい。 何でも、下血(血便)がひどいことも関係しているのか、全身がだるくて仕方がないと言う。 ああ! 私も、ざっと30年前、腸にポリープが出来た時、下血のたびに 「出産…

地域の店と地域出身有名人とのタイアップ。

(注)10月3日に書いた記事。 先月なかばに立った現場は、滋賀県中部の静かな町にある総合スーパー。食料品のみならず、食器や文房具などの日用品や衣料、家電、家具、そのほか日常生活に必要なものは基本的に揃っている。 仕事を始めてすぐに気付いた、店内に…

仕事現場から〜リケジョや工学女子はまだまだ少ない?

(注)10月2日に書いた記事。 昨日は、大阪市内の地域密着型スーパーにて、農産部門の仕事。 日中はまだまだ夏の残余があるものの、抜けるような青空のもと、さわやかな秋晴れの日で、売上はそれなりの結果だった。 この店。位置的には、関西地方ではよく知ら…

健康面で薄氷ものだった1週間

(注)9月30日に書いた記事。 明日は仕事。大阪市中部にある地域密着型スーパーに行く。担当は農産部門。 先週の仕事が終わって1週間。我が健康面からは、ぶっちゃけ、薄氷ものの日々だった。歩けるし、何かにつかまったら屈伸も出来るものの、例えばバスに乗…

民間の保険は不要か?

(注)9月29日に書いた記事。 夫の入院手術に向け、慌ただしく過ごしている。一昨日は、治療者側と非治療者側との最終的な確認、及び、入院に向けての準備説明。 幸いなるかな。夫の大腸がんは転移はしていなかったけれど、その他の事情で、内科、外科、泌尿器…

そして、腰が「だるい」は「痛い」に変わった。

(注)9月25日に書いた記事。 奈良県の某市にあった昨日の現場。業務が終了して10分後の18時10分に退店したのに、京都市内の自宅に着いたのは、20時近く。急行を使ってこれなのだから、かなりの遠方だということが、わかっていただけると思う。 なのに、その翌…

派遣会社、試食メニューに関して嘘は言いなさんな。

(注)9月22日に書いた記事。 疲れた。ホンマ、疲れた。 いや、精神的に。 仕事前から、こんな状態なんて! 私、明日、遠方の奈良県の某市の端っこにあるスーパーに行くんだよ。 最初の仕事打診では 「鶏肉を〇〇で揉み込むだけの、簡単なお仕事です」 との依…

手術1つにも大勢の人の手が関わっている。

(注)9月22日に書いた記事。 大腸がんを患う夫。来月に受ける手術に向け、検査検査の日々を送っている。 昨日は歯科検診まで。 「口腔内や舌ならともかく、おなかの手術に、どうして歯が関係してくるのですか?」 と医師に質問したら、 「全身麻酔は人工呼吸…

店で売られている食品のほとんどは家で作れる。

(注)9月20日に書いた記事。 まず、写真をごらんいただきたい。 これは、一昨日、連続仕事を終えた私が帰宅途中に寄ったコンビニで見つけ、 「どんな味だろう」 と買ってみた、梅味のうずら卵。 味は良く、レモン酎ハイのつまみにもピッタリだったが、、、食…

若い頃にはわからなくても、時を経てわかってくる〜古典とはそういうもの。

(注)9月20日に書いた記事。 学生時代、一般教養科目の1つとして履修した「西洋哲学史」の担当教官は、元はキリスト教学専門で、この方の指示により授業では聖書を概略的に読まされた。つまり、彼の独断と偏見で選んだ章に、彼の解釈付きで目を通したわけだ。…

りゃ、りゃ、入店バッヂがないっ!

(注)9月18日に書いた記事。 滋賀県中部に位置する静かな町にある、そこそこ規模が大きいスーパー内での農産の仕事。それが昨日と今日の案件。店もお客さんも、大阪や京都などの都会に比べると明らかにのんびりしていて、ゆったりと時間(とき)が流れていく。…