健康

きれい好きから逃げる。

(注)5月31日に書いた記事。 某、配偶者が重篤な病を患った体験を持つ人から、メールをもらった。 「(罹患した人から)当たられたら同じ土俵にあがらず、仕事なり趣味なりに逃げましょう」と。 ううむ、、、。 夫と揉めるのは、いつも、掃除や整理整頓。几帳面…

麹を糖分代わりに。

(注)5月26日に書いた記事。 整理してみた。 なぜ、重篤な病(大腸癌)を患った夫の治療食に付き合えばストレスがたまるのか? もともと、野菜と豆中心で、動物性蛋白質は主に卵と乳製品で撮る、ネオベジタリアンの私なのに。 原因は、わかっている。 糖分。 夫…

家族の治療食によるストレス。感じたことがある人はいますか?

(注)5月25日に書いた記事。 本当は、大好きな酒も断ち、癌と闘っている夫を励まさないといけないのだろう。なのに、それが出来ない私は、堪え性のない、自己中な悪妻なのだろう。 夫の体調には波がある。先週の水曜日は、全身の倦怠感が半端ではなく、階段も…

大切な人が辛そうにしているのを見るのは辛い〜善意ではあってもDMでの療法紹介はやめて。

(注)5月20日に書いた記事。 FB上にある癌グループに、糖分について質問投稿したところ、メッセンジャーによるDMが届いた。 ああ、これで、何通目か。 その内容は、投稿文からもうかがえる「紳士的」な彼の配慮を重んじ、ここでは明らかにしない。これも、今…

食事制限を抱えた人でも外食が楽しめる店、増えて欲しい。

私は、いわゆる「飲食店」というところには、待ち合わせや時間潰しでドリンクを飲む以外では滅多に入らない人間だが、これには理由(わけ)がある。 1つは、価格。 もう1つは、量。 価格については、言うまでもないから、説明は省略。 量については、ズバリ、…

昔は、みんな、自然主義でオーガニックな暮らしをしていた。

先だっての記事で、 「自然主義やオーガニックは、それ自体は決して悪いことではないのに、露出が過剰と言うか周囲にアピールし過ぎると、SNSでもアナログでもウザいと敬遠されてしまう」 と書いた。 その流れで 「どうしてそう思われてしまうのか?」 との…

自然主義やオーガニック自慢をする人は、SNSでもアナログでもウザい!

(注)5月15日に書いた記事。 今日は奈良県の大型スーパーで仕事。昼休憩時、プライベートな買い物のために売場を歩いていて気付いた。「ごくごく平均的な人が買い物に訪れるこの店でも、野菜をはじめとするオーガニックものがけっこう置いてあるなあ。何年…

現代人は食べ物にも肌にも栄養を摂りすぎだ。

糖分厳禁の夫の治療食を四苦八苦しながら考案し、それに付き合っているうち、あらら、私までもが以前ほどには糖分を欲しなくなってきた。 まあ、もともとアルコール常飲者ということもあつてか甘味はデザートやおやつにほんの少しとるだけで満足するタイプだ…

厳しい食事制限はあっても旅は出来る、国内でも海外でも。

この4月から京都と高野山を結ぶ直通高速バスが開通。来月か再来月、これを利用して夫と2人、高野山を訪れようかと思案している。宿坊付きで1泊2日の予定。 ぶっちゃけ、電車を乗り継ぐよりずっと楽に行ける。何より、宿坊なら食事は精進料理だから夫の病にも…

病に打ち勝てるのは、希望が持てるかどうかにかかっている。

早いものだ。夫が癌を告知されてから、明日で1ヶ月になる。 妻の私も、ようやく厳格な制限がある食事作りをはじめとする夫のケアと仕事のバランスが取れるようになり、一息ついているところだ。 それにしても、かつては非告知が当たり前だった癌が告知に変わ…

闘病中の夫と大喧嘩〜眠れない夜

心身共に疲れているのに、眠れない。 困ったものだ。 何をどうやっても眠れない。 こういう時に限って、酒を飲んでもますます頭か冴え渡るんだな。 プラス、加齢で胃腸が弱り、アルコールにめっきり弱くなっている。 それでなくても、この時間から飲めば翌日…

外に出ることは、小さな感動を見つけることでもある。

2日間の連続仕事が終わった。 ひんやりした場所での立ち仕事はそれだけでこたえるし、生鮮である関係上、積極的な声出しもしないといけないのだが、相応の稼ぎにはなった(私が登録しているデモンストレーター派遣会社4社は、いずれもギャラ面では恵まれてい…

自分が辛いと人にも優しくできない。

今日から2日連続で仕事。 そろそろ、私の方も仕事を考えないといけないのかも知れない。4月の仕事数は派遣会社2社から打診された農産関連の推奨デモンストレーションが10日で、年齢を考えればこれは妥当な数と言えるが、コロナ前まではどんなに少なくても月…

小規模自営業の場合、妻が専業主婦でいるのはリスクが高い。

一昨日の記事で、 「自営業の場合、その事業主が闘病生活に入ったら、家庭も仕事もどうなるのだろう?」 なる意味合いの一文を書いた。 今日はそのことについて私見を少し。 実は、我が実家も父は自営だった。請け負いで社寺建築の復元や修理を手がけていた…

難病を患った家族にも「逃げ場」は必要だ。

やらなければならないことは山ほどあるし、そのつもりでいるのに、カラダとココロが追いつかず、どれもこれも中途半端なままで終わり、結局は何1つきちんと出来ないオフデイに苛立ち。 最悪、支えになっているブログ以外のSNSをお休みすることも視野に入れて…

65歳を過ぎたら何がおこってもおかしくない。それが人間。

時折、短いメールを交換しあう故郷の友人。 しばらく音沙汰がないな、どうしているのかなと思案しつつ、自分に降りかかるモロモロへの対応で精一杯な結果、ついそのままでいたら、 「骨折して入院中です」 とのメールが届いた。 骨折部位は、身体の中でも極…

夫源病〜夫婦は人生の戦友。失うのは寂しいよ。

明日から仕事が詰まっているので、野菜をネギ1本から農薬除去とかやっていられないため、昨日、河原町にある自然食品店で野菜を買ってきた。 店内には、野菜に限らず、出汁などの加工品も含めた有機食品がたっぷり。うまく利用しようと思う。 とは言え、値段…

良くも悪くも、これが人生。

この写真から2年経った。夫に抱かれている末っ子は、今年3歳になる。 語り尽くせないほどの夫婦の物語があり、でも孫3人が健やかに育っているのを見て、「あ、この人と結婚してよかった。そういう運命だったんだ」と、心から思うようになったとたん、今回の…

砂糖もみりんも不可で、無農薬有機野菜を使うがん自然治癒治療食は、作り手に負担がかかるよ。

(注)昨日に書いた記事。 大腸がんの治療を、手術も抗がん剤も放射線治療も、もちろん化学療法も拒否して、東洋医学と伝統医学と民間療法のミックスで治すと決意した夫。この治癒法。厳格なルールが、食事にも生活にも存在する。 例えば、野菜は完全無農薬を…

自分の中の「治したい気持ち」が病への抵抗力を増す。

夫の大腸がん告知からまる1週間が過ぎた今日。たった7日しか経っていないのに、我が感覚では7ヶ月経ったような気がする。 他県で家庭を持ち、3人の子のワーキング・マザーとして奮闘している娘ともLINEで連絡を取り続けた結果、基本的な部分では「療法には関…

アトピー性皮膚炎〜ヒトのカラダは不思議の塊(かたまり)

朝、起きたら、パジャマの上衣に血痕がポツポツ。アトピー性皮膚炎が再発しているのだ。やばいなあ。悪化させないようにしないと。 アトピー性皮膚炎の辛さは、見た目もあるけれど、それ以上に痒みが辛い。 ゲリラ雨のように襲ってくるそれは、時に夜も眠ら…

罹患した人の気持ちに200%寄り添うことは、すべてその人の言いなりになることではない。

ガンを告知された夫が傾倒する自然療法家がとなえる食事療法は非常に厳格で、例えば、野菜は無農薬の有機野菜でないといけない。ネギやシソにいたるまで。 タマネギや人参はよく使うから無農薬ものをネットでまとめ買い出来るが、大根とかキャベツはそんなわ…

のっけから否定しない。まして、自分と異なる意見をとなえる人の人格まで否定してはいけない。

今にして振り返れば、身体が疲れやすくなっていたのだろう、きれい好きな夫が些細な汚れやゴミでイライラするようになったのは、昨年の暮れあたりからだったっけ。 ガン告知から6日。その傾向は加速している。 告知されて2、3日目までは、ガンと闘ってやるぞ…

あとになってわかってくる、大切なこと。

「俺の大事な肛門をとるなんて、とんでもない。オナラも出来へんやんか。医者は悪くなったところをすぐに取って、後始末をすれば終わりだと考えている」 と、手術はおろか、抗がん剤や放射線などによる治療すら拒否し、食事・生活様式その他の改善と自然治癒…

現代人は砂糖を摂りすぎている?

「砂糖厳禁(蜂蜜や麹甘酒などの代替品はもちろん、果糖があるから果物もダメ)」の夫の治療食がスタート。 糖分なしなんて、炒め物や焼き物、蒸し物などはわかるが、煮物はなあ、、、。 まあ、やるっきゃないというわけで、煮物系料理の第一作目として、試行…

罹患した人の気持ちに200%寄り添う。

夫が進行性大腸ガンにおかされていることを告示されて2日経った。 他県で家庭を持っている娘ともLINEを通じて幾度も話し合った結果、手術はもちろん放射線や抗がん剤による治療も拒否して自然療法に賭ける夫の気持ちに200%寄り添うことにした。夫から与えら…

孫たちのじいじで、まだまだいて欲しい。

夫の最終的な診察結果がわかった。 進行性大腸ガン。医師の話では、肛門近くに潰瘍でポコポコになった、かなり大きなポリープが1個出来ており、他の部位に転移している可能性もあると言う。しかも、あまりに肛門に接近しているがゆえに、もしガン切除の手術…

山菜もアクを抜かない〜アクも風味のうち

3月22日に大腸検査を受けた結果、肛門近くに多くのポリープがみとめられた夫の最終報告が、今日ある。すなわち、良性か、悪性(ガン)か。 夫は、悪性だと判明したら、治癒率95%と言うガン患者の会に加入し、徹底した玄米菜食をすると語る。 もう本人に任せよ…

とても辛い、身近な人が辛そうにしている姿は。

野菜の皮や根などをストックしておき、酢で農薬除去した後、30分から40分、とろ火で煮込んでとるベジロス。 今日、どうしたのか? 大事な野菜のエキスを、ハッとする間に捨ててしまった。一瞬の出来事。こんなことは初めてだ。やっぱりストレス? 身近で大事…

どんな夫婦にも別れは必ず来るものだしな。

旦那の肛門近く、すなわに直腸に出来ている無数のポリープ(デキモノ)が良性か悪性か。それがわかるのが、4月5日。 旦那は「仮に悪性でも、自然療法でガンを克服した人を何人も見てきている俺はたじろがない。抗がん剤に頼らず、自分で治す」と断言している…