本と映画

これも人生だよね〜映画「愛しのタチアナ」〜非モテなオッサン

久々にアキ・カウリスマキ監督(フィンランド)の映画を再観した。邦題「愛しのタチアナ」(1994年)。1960年代のフィンランドを舞台に、整備したばかりの車でドライブに出た冴えない中年男2人組が、途中でやはり冴えない出稼ぎ女性2人組と知り合い、港までの道…

ちょっとだけ「仕返し」すること。

扁桃腺除去の手術で入院した孫の付き添いをつとめた帰りの電車の中で、興味深い本を読んだ。 「ちょっとだけ・こっそり・素早く<言い返す>技術(ゆうきゆう著)」。 現役の精神科医が、「やりっぱなし」と「やられっぱなし」な人、双方の心理と、主に後者(「や…

まずは、ストーリーありき。

メル友の1人は、小学校5年生の時に、文学好きの母親の本棚から三島由紀夫全集を引っ張り出し、そこに収録されていた「美徳のよろめき」を読んだとか。 「えーっ、わかったの?」 と驚く私に、彼女は 「ストーリーだけはね」 と軽くかわした。 彼女いわく、美…

本が読めて、文が書けて、酒が飲めたら幸せ〜イイ物語に接すると、生きていてよかったと思う。

私って、やっぱり活字が好きなんだなあ。 以前にも、ブログでも他のサイトでも発表したけれど、私は「本が読めて、文が書けて、酒があれば、それでオッケイ」のタイプなのよ。 望めば、これに、年に一度か二度の旅(旅行ではない)があれば、大満足(コロナ禍で…

塩あんびん〜どんな味?

気付かれたことはあるまいか、昔話には「だんご」だの「まんじゅう」だの、いわゆる懐かしのお菓子がよく登場すると。 口承の昔話ばかりではない。文字で書かれた物語、少なくとも昭和30年頃までに書かれたものには、かなりの頻度でこれらは出てくる。 例え…

やたら眠いわけ〜名作を再読

最近、やたら、眠くて眠くて、仕方がない。家族からも、冗談混じりでからかわれる始末。「いつも、いつもウトウトしている」。 もっとも、恐らくはこのお陰で、加齢黄斑変性の症状がよくなり、視力も回復したとなれば、「いつも、いつもウトウトしている」こ…

グループプレイ(コンビプレイ、チームプレイ)を見直す

コロナによる自粛で、相変わらず、読書と雑文書きと映画鑑賞と料理に暮れる日々。わけても、近くにある病院でクラスターが発生して以来、周辺の店はスーパーと薬局をのぞいて軒並み休業の札を掲げたから、通りから本当に人が消えてしまった。 もう腹を決め、…

商売の極意は金儲けにあらず〜「江戸の商人力」(細谷正充編)

漢字が苦手なため、どちらかと言うと時代小説は敬遠しがちな私だが、感ずるところあって、古本屋で見つけた「江戸の商人力」(細谷正充編。佐江衆一、杉本苑子、平岩弓枝、山本周五郎他作)を読んだ。 かの赤穂浪士討ち入りを武器面から支援したとされる天野屋…

新たなカテゴリー〜働く人や仕事を取り上げた本や映画を紹介。

我がブログ。新たなカテゴリーを設けることにした。「本と映画」のカテゴリー。 ビジネスやセールスなどのハウトゥものや経済経営関連の本、コミックはもちろん、広く「働く人」や「仕事」を取り上げた本や映画も紹介したいと思う。 常々、感じているのだけ…