2007年製作のアメリカ映画「恋とスフレと娘とわたし」(原題は"Because I said so"、マイケル・レーマン監督)には、母娘そろってエステでマッサージを受けたりデパートに買い物に行ったりするシーンがたびたび登場するが、あのような関係は、ここ日本でも日常茶飯事。
そう!
母と娘は基本的には仲良し。
娘がパートナーを得た後も、母にとって娘は娘だし、娘にとっても母は母なのだ。
デモしていても、ちょくちょく見かけるよ、本当に仲の良い母娘コンビ。
大人になると、さすがにお揃いの服は着ていないけれど、話しぶりやしぐさなどを見ていると、母娘というより姉妹みたいな感じ。
当然(?)、母親は年齢よりは若々しく、流行もファッションやメイクにさりげなく取り入れたりしていて、経済的にもゆとりがあると感じさせる。
繰り返す。
こういう母娘は、私たちデモンストレーターにとっては「いいお客さん」なのだ。
価格が高い商品でも、風味その他が気に入っていただけたなら、母親の方が
「せっかくだし、いただいたら? (お金は)私が出しておくよ」
と娘に購入をすすめるケースが多いし、時に
「私も買っておこうかしら。あ、下の娘にも持っていってやろう」
と、まとめ買いをして下さることも。
孫を連れていればなおさら。
試食をした孫が
「ママ、美味しい。これ、買ってぇ」
とねだり、高いからと母親に拒否されても、横から娘の母親が、
「まあまあ。たまにはええやん。ばあばが買ってあげる」
と、ありがたい口出しをしてくれる。
まさに、「姉妹母娘」さまさま。
聞けば、美容業界や旅行業界などでは、姉妹母娘をターゲットにした企画が増えているとか。
わかるわぁ。
この私も娘と計画しているもんね、、、娘の子育てが一段落した後での母娘旅行。
「スコットランドがいいね」
とか何とか、旅行会社のサイトをクリックしては、ワクワク。
ただ、何事にも光と影はあるもの。
次回は、それを紹介したい。
写真は、映画「恋とスフレと娘とわたし」のワンシーン。(引用元 「映画-Movie Walker」より)。