キャッシュレス関連の話題を続ける。
さて、5回目の今日は、のっけから皆さんに質問しよう。
「あなたはリボルディング(以下リボ)払いとは何か、知っていますか? 分割払いとの違いを説明出来ますか?」。
リボルディング払いとは、買物数や買物金額にかかわらず、毎月の支払いが一定額になる支払い方法。
分割払いとは、名の通り、買物の一つ一つの額を分割する支払い方法。
例をとり、わかりやすく述べよう。
まずは、リボ払いから。
あなたは、4月に、カードを使って5万円で掃除機を買い、リボ払いを選択しました。
ついでに、やはり5万円で冷蔵庫も買いました。これもリボ払いに。
リボ払いの毎月支払い設定額は1万円。
よって、翌月5月のカード引き落とし日に払うお金は1万円です。
次に分割払い。
あなたは、4月に、カードを使って5万円で掃除機を買い、5回の分割払いを選択しました。
ついでに、やはり5万円で冷蔵庫も買いました。これも5回の分割払いに。
分割払いは買い上げ商品の一つ一つを分割にし、プラスそれぞれに手数料もかかるので、翌月5月のカード引き落とし日に払うお金は2万円プラス手数料です。
これだけなら、
「あらぁ、リボ払いの方が支払い金額が少ないぶん、ダンゼン楽やね」
と、あなたは受け取るかも知れない。
いやいや。
リボ払いの方が分割払いよりずっと怖い。
毎月の支払い金額が一定であるだけに、何をどれだけ買ったか把握し辛くなり、さらなる買物に走らせてしまいかねないからだ。
現に、私がこのことに気づいたのは、リボ払い病がかなり進行してしまった後だった。
続く。
写真は、嵯峨嵐山の土産物屋で買い求めたカレーせんべい。絵柄からうかがえるように、舞妓さんもひぃひぃするほどの激辛味。
リボ地獄もひぃひぃもんだよ。