お料理でお勉強

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自治体によっては、コロナによる休校が解かれた地域もあるようだが、我が孫たちが住む町はまだまだ。
図書館すら閉館したままで、孫たちは毎日、自宅と公園を往復。退屈しきっていると言う。


そこで、娘が考えついたのが、クッキング。ホットケーキやお好み焼きをはじめとする、主に粉物のおやつ、スナックの他、オムレツ、ハンバーグ、カレーなどの料理を、子どもといっしょに作るのだ。
子どもは、男女を問わず、基本的にママゴトが大好き。
とてもよくお手伝いしてくれるとか。


もっとも、娘の真の狙いは、ママゴト遊びによる退屈しのぎではない。
「料理は科学である」という説もあるように、極めて理科的要素を含む料理実習を通じ、しっかりと「お勉強」をさせることにある。
確かに、スケールやら軽量カップやらで材料の量を計るところからして、算数の勉強になるわなあ。


理科、特に化学の学習になるのはもちろん、素材の産地を通じて地理も学べるし、料理はその地の文化や歴史と結びついて生まれ発展してきた面もあるから、文科系や芸術系のお勉強にもなるわけだ。
小学校教師でもある娘には、そこいらのこともわかっているだろう。


お料理でお勉強。
楽しみながら、知識や技術も身につく。
新しい学び方として、もっと注目されてよい。


写真は、自分たちで作ったうどんに舌鼓を打つ孫たち。