格差ストレスを考える〜その2

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昨日に書いた、格差ストレス。


鮮明に覚えている。
極めて親しい間柄で会食をしていた席での、1人の青年の発言。


「家を買うなんて、夢のまた夢。友人や同僚の中で家を持ったヤツは、全員が頭金を親に出してもらったり、そこまでいかなくても何らかの援助を受けている。うちはそんなわけにはいかないから」。


プライバシーがあるので詳細は避けるが、彼は父亡き後、病弱な母親を支えるため、義務教育時代からアルバイトをし、家計の少なからぬ部分を担ってきた人だ。


「別にマイホームにこだわらなくてもええやん」
「持ち家があるからって、それが幸せに結びつくとは限らない」
などの意見は、第三者だから出来ること。
当の本人の気持ちに添えば、とてもそんなセリフは口に出来ないはず。


世相の一断面を反映する某ネット上の記事で、
「お金持ちと貧乏人の発想法の違いはどこにあるか」
「年収◯◯◯以上の男性をゲットするには」
などの記事が相も変わらずあふれている現在。


いろいろと考えさせられるのだ、、、この世は矛盾に満ちていることは百も承知で。


写真は、孫たち。