12日ぶりに現場に立った日の翌日は、久方ぶりの仕事からくる疲労に前日の睡眠不足が加わり、一日じゅう身体がだるかった。
横になったり、起き上がったり、やはり身体に異変を感じてベッドに逆戻りしたり、いやいや寝ている場合ではないぞ、とまたゴソゴソと何かしてみたり。
10月の目標が、「自分も周りもきれいにする」ことなのに、何とも情けないザマだ。
「自分も周りもきれいにする」。
こう目標をかかげたのには、わけがある。
コロナ禍における外出自粛だけでも運動不足気味になるのに、連日の猛暑。しかも、8月から我が家の近所で1ヶ月に渡る家屋の解体工事があり、埃を避けるために窓は締め切り。
いきおい、クーラーをガンガンかけたまま家にこもってグータラグータラとなり、加齢で垂れてきたオニクの腹部でのだぶつきさは益々ひどくなった。
もう、ガードルをつけるとはっきりわかるのだ。
苦しいとまではいかなくても、お腹のあたりが「ブヨブヨの
パンパン」になっていること。
それが原因の違和感がまことに不快だ。
おまけに、いつもマスクをする習慣がついたことと関連があるのか、化粧がずいぶんとなおざりになってきた。
口紅はつけなくなったし、帽子をかぶってマスクで顔の下半分を覆えば、率直なところ、化粧をしてもしなくてもそんなにわからないから、ついサボっちゃうのよ、、、もともと化粧にそんなに執着しないタイプだから、サボり癖がつくと、そりゃひどいものである。
ここまで読まれた方々の中には、もうお気付きの方もおられよう。
「自分をきれいにする」ことは、同時進行で「周りもきれいにする」ことを心がけなければ、決してなしえないこと。
単純に想像してごらんなさいよ。
例えば、散らかった部屋で爪の手入れとかハンドマッサージとか、しようという気になる?
例えば、少し明るい目のスカーフを結んで華やごうと決めた時、開けた衣装ケースの中身がクシャクシャだったら、気分もしぼんでしまわない?
そこで、自分も周りも、両方ともきれいにする計画をいろいろと練ったのだが、最初の方だけ実践して、やがて疎かになり、最終的は計画倒れに終わってしまうのが、いつものマイ・パターン。
それを承知で、今回も立てた目標に向け、努力しよう。
だって、「少しは」実践するのだから、全く何もしないよりはずっとマシだと思うのだ。
写真は、家の近所で見た、公園で鉄棒にぶら下がるおじいさん。
毎日、わずかの時間でもこうして運動する習慣が、数年後の体力と若さに影響してくるのだ。