ウィズ・コロナ時代の職探し。

f:id:ellenyannyan:20201128153212j:image

 

(注)11月20日に書いた記事。

 

先月。大阪府内の某スーパーで推奨販売をしている時、ハローワーク帰りだと語ったお客さんに会った。
外見と声や話し方から判断して、40代前半。


「コロナ影響で前の職場を解雇されて5ヶ月。欠かさずハローワークに通い、ネットやタウン誌の求人欄にもマメに目を通して、これはと感じたところには応募していますけれど、ぜんぜんダメですよ。面接すらさせてもらえない。いまは20代や30代はじめの失業者も少なくないのが、本当のところですから」。


ははぁ、、、。
一応は誰でも出来るとされている仕事なら、一般的には、雇用主は若い人を採用するだろうねえ、、、。


彼女は、
「ここまできた以上、下手な鉄砲も数打ちゃ式な考えはやめて、何か資格をとるか、せめて資格に結びつく可能性がある仕事に薄給でも実務経験のつもりで就くか、どちらかを考えているんですよ」
と打ち明けた。


ふうむ。彼女くらいの年齢でも、ウィズ・コロナ時代の職探しには苦戦しているのだ。
ならば、還暦を過ぎた私などの年代は余計に、、、と考えてしまう。


もっとも、少し頭をひねれば、これは当たり前。
還暦後は、世間的には現役をリタイア、もしくはセミリタイアしている年代。
仕事がなかなか見つからないのは理にかなっているわなあ。


立ち話をしたお客さんがめざす、これから資格をとることや、資格に結びつく可能性がある仕事に実務経験的に就く案は、お客さんの年齢なら、まだじゅうぶんに可能性がある。


頑張ってほしいと切に願うと同時に、還暦を過ぎた、季節に例えたらもはや中秋から晩秋に差し掛かろうとしている我々の世代は、ウィズ・コロナ時代の職探しにどう対応したらよいのか。
独断と偏見を持ってではあるが、私なりに考えてみた。


写真は、真ん中の孫。