野菜ジュースの偉大さ〜理想と現実の乖離

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(注)4月9日に書いた記事。

 

今朝、娘婿は昨夜から職場に泊まりがけで不在。娘も早朝6時半で家を出たため、ばあばの私が1人で3人の孫に食事を食べさせ、着替えをさせ、歯磨きその他を仕上げ、それぞれ学校と幼稚園、そして保育園に送り出した。

 

朝食メニューは、3人ともパン(チーズやジャム乗せ)、野菜ジュース、フルーツヨーグルト。

かように簡単な内容でも、子どもはなかなか食べてくれず、あちらこちらにポロポロと食べかすをこぼし、踏み、でも、時間に制限はあるし、疲れたなー。

こんな中、あらためて、野菜ジュースの偉大さを知った。

 

大学などで栄養学だの児童学だのを教えておられる学者先生の中には、「朝食の大切さ」や「栄養バランス」や「朝食の習慣も含めた規則正しい生活」を力説されている方が多く、確かにそれらは理にかなっているのだけれど、実際に実行となるとなかなか難しいことなのよねー。

まず、学者先生方の大半がお薦めになる「サラダ」は、忙しい朝は作れないし、食べさせるのも難儀。

 

そこへいくと、野菜ジュースはすぅっと飲むだけで、野菜や果物の成分がある程度までとれるから、飲む方も飲ませる方もラク

なのに、

「野菜ジュースでは、肝心の繊維を全部捨ててしまうから、(飲ませても)意味がない」

云々と公の場でおっしゃる先生もいる。

 

うーん?

まあ、ある程度までは当たっているかも知れないけれどねえ、、、飲ませても意味がないなんて、それ、真実?

 

そもそも学者先生方の方々って、学問に邁進した結果としてかどうか知らないけれど、ご自分では子どもを育てた経験がない方がけっこういるね。

家事も、同居している実母か義母がそのほとんどを担っていたりして。

 

だから、いきおい、ああいう方々がマスコミなどでおっしゃることは理論倒れになる。

あくまで、学問としての立場から、または研究のために集計したサンプルの分析結果から、栄養学なり児童学なりを教授され、

「家族とは」

なんて、もっともらしい理想論を滔々とお説きになるのだ。

聞いている方は、現実との乖離にキョトンとしてしまう。

 

まあ、このことは育児に限ったことではないが。

 

写真は一番下の孫。