創る能力と、分析研究あるいは解釈表現する能力は、別ものか?

昨晩、アーウィン・ショーの短編集(常盤新平訳)を再読していて、あらためて認識した。
素晴らしいストーリー構成と剃刀のように鋭い心理描写。行間から、情景がまざまざと浮かび上がってくる。まるで映画を観ているみたい。


ふと、大学で文学を講義しているある方の言葉を思い出した。
「物語を作って書く能力と、物語を分析して研究する能力は、別のものだと思いますね。もちろん、両方そなえている人もいますが」。


ふうん。これって、ソングライターとシンガーみたいな関係? なるほど、元歌手の仕事仲間も
「曲を書く(作詞作曲)才能と、曲を解釈して表現(歌う、演奏する)する才能は、違いますよ。両方OKの人もいるけれど」
と語っていたな。で、後者(曲を解釈表現する)の典型的な例が美空ひばりであり、洋楽ではプレスリーだと。


ははあ、、、。
スキルは横に置いておいて、自分は、はて、どちらのタイプか?
進路選択の参考にはなろう。