ワクチン接種日が近づいてきた〜暗黙のワクチンパスポートが実質義務化?

(注)8月31日に書いた記事。

 

ワクチン接種日が近づいてきた。


夫は相変わらず反対で、やはり同意見の患者さんたちと、ワクチンの弊害情報をラインで交換し合い、私に見せてくる。


ワクチンを打っても感染している人はいるから、ワクチンは決定打ではない。
ただ、県外をまたいで不特定多数の人と接し、かつ基本的には食品を扱う仕事であることを考えたのと、それゆえ今後は実質的なワクチンパスポートの提示が要求されるであろうことを予測した上で、接種を決意した。


もちろん、ワクチンパスポートは違法。でも、私企業に抜け道はたくさんある。今後、法律に抵当しない方法で実質的な義務化をするところは出てくると思う。


そうなった時はワクチン未接種なら仕事を失う。仕事がなくなったら生活出来ない。私たちは非正規雇用の上、労災も適用されないケースすら珍しくない特殊な業界、つまり、法律が守ってくれない世界にいる。
仕事を干されても何の保証もない。


40代、せいぜい50代ならまだ何とか他の仕事が見つかるだろうが、還暦を過ぎたら難しい。
「年齢なんか関係ない。仕事を選ぶから仕事が見つからないんだ」
と言う人もいるけれど、それは第三者の立場からの発言。


結局、どちらのリスクを選ぶか、なのだ。


繰り返す。夫の患者さんたちは特殊な能力や技術を持つ職業の人が多い。誰でも出来るわけではないから、ある程度の信念を通しても失職には結びつかないどころか、その「信念を通す」姿勢が、時に売り物になったりする。


ところが、妻である私は、商売という超世俗的な世界で生活の糧を得ている。
妥協することも、状況によっては必要で、それが生きる術になる場合もあるのだ。