だしのお話〜丁寧にとっただしは1番も2番もおいしい。

(注)9月14日に書いた記事。

 

振り返れば、デモンストレーター初仕事は、17年前の白だしを使ったお吸い物だった。


このデモを通じ、私は、粉末やパックタイプのだしは使ったことがあっても昆布なり鰹なりでイチからだしをとったことがない人がけっこういることを知ったのだ。
うーん? 私が結婚した1980年代前半にも市販だしを使う人はいたが、まだまだ最初からだしをとる人も多かったね。


もっとも、(だしをとる人が減った)そのおかげで、当日の白だしの売上が上々だったのだろうけれど。
だって、白だしなら、それをお湯で薄めて具を浮かばせたらお吸い物が
「ハイ出来上がり」
だもんね。

 

まあ、忙しい時は確かにメンドイわなあ、、、だしをとるのは。
でも、時間がある時はやってみて欲しい。
正直、絶品ものでございますよ、1番だしの香ばしさまろやかさは。
そのまま飲めるほどだから、味付けが塩オンリーのお吸い物レシピが存在することにも納得できる。

 

で、この1番だしをとった後に少し鰹を足してとる2番だしもまた感動的な美味しさ。


そう言えば、リーフスタイルのお茶が売れなくなったのは、茶葉でいれたお茶がどんなに風味豊かなものかを知っている人が減ったからだ、と書いてある記事を読んだことがある。
だしも、もしかして、そうなる?