(注)9月15日に書いた記事。
白だしをはじめとする液体だしの宣伝販売は、数え切れないほど担当してきた。
その中で、忘れられないデモが1つ。
キャベツとベーコンをメイン具材に作ったスープを試食として提供し
「液体だしは和食料理に使うイメージが強いけれど、実は洋食にも使えるんだよ」
とアピールしたデモである。
このメニューは好評で、用意したレシピカードがたちまち無くなった。
プラスの感想を寄せてくれたのは、主に30代から40代とおぼしき主婦。
「これなら、パンにもパスタにも合う」
「手間がかからないし、コンソメよりもあっさりした味」
「野菜がたっぷりとれてヘルシー」。
デモを実施したスーパーの中にある飲食店でパートをしていると語った女性は私に言った。
「だしで洋風スープが出来るなんて知らなかった。思い込みってすごいね」。
そう、人間、思い込み、すなわち固定観念にとらわれると、そこから抜け出すのは極めて難しい。
それは、なぜ?
次回で記事にする、息子さんの外国人妻が作ったマヨネーズ味噌汁に回答のヒントがあるかも知れない。