(注)10月18日に書いた記事。
この土曜日と日曜日は、大阪市内の某百貨店で、生鮮食品の推奨販売。
担当商品はこれまで幾度も担当しており、その点では慣れているし、店舗の方々は皆かゆいところに手が届くほど気を遣って下さったし、肝心の売上も決して悪くなかったが、疲れたね。
クタクタに疲れた。
これは、加齢による体力低下と共に、主に将来への不安に対する精神的な不安も混じった疲労だ。
思い知ったよ。
少なくとも試食を伴う食品関連のデモが再開されるには、あと1年か2年、もしかするともっとかかるかもとね。
だって、ワクチン2回目を済ませた人がこれだけ増えても、依然として百貨店入店などは「マスク必須」。
百貨店だけではない。ウォーキングやハイキング、プチ登山にすら、そう。
ワクチンを打っていても。
こんな状態で、試食が再開するかね。
晴れて再開したとして、還暦を過ぎた我々はその時、いくつになっている?
そりゃ、仕事を選ばなかったら、デモンストレーター業務はいくらでもあるんだろ。
いや、他業種の仕事でもね。
でも、能力的体力的に出来ない仕事もあるんだよ。
具体的には明かさないが、複数登録している派遣会社から仕事を打診されるたび、辛い。
同時に、
「昔は生活のため、基本的に、来る仕事は全て受けていた。でも、今は借金を返し終え、子どもも巣立ち、ペットも亡くなり、雀の涙ほどながら預金もある」
プラス、
「いずれは死にゆく身。もうやりたくない仕事は断ったらエエやん。ワガママ言われても、関係ないやん」
との気持ちも。
いろいろな思いが考察する中で、ある決断をした。