(注)11月18日に書いた記事。
ネットサイトでこんな記事を読んだ。
「56歳専業主婦。夫は公務員。子どもはなし。持ち家で、貯金7700万。安い食材を求めて徒歩でスーパー3軒を毎日ハシゴし、水道光熱費を減らすために夏はエアコンなしで風呂はシャワーのみ、かつ電灯をつけない真っ暗な部屋で食事をするなど、節約につとめている。こんなにもきつい節約をしているのに、夫が退職したら年金だけでは足りないかもしれず、そのことが不安で夜も眠れない」。
はぁ、、、? 貯金7700万あるんだよね? ご主人は定年まで公務員だよね? だったら、支給される年金も相応額のはずで、子どもがいないということは孫を持つ可能性もなく、したがってそちら方面の出費も気にしなくていいから、何もハードな節約はしなくても十分暮らせるんじゃないの?
それどころか、客観的に見て彼女の現状なら、いわゆる「並」以上の生活を楽しめると思う、、、おしゃれをして有名レストランに行ったり、各地の珍しいものをお取り寄せしたり、何か趣味に打ち込んだり、ご主人とどこか温泉なり避暑地なりに出かけたり。
夫にこの話をしたら
「その奥さん、金を使うことそのものに恐怖心や罪悪感を持っているのとちゃうか? そんな人は、仮に貯金が10億あったとしても同じような生活をする。ある種の心の病や」。
ううむ、、、。
お金の使い方にはその人の価値観や人生観やが現れると言うが、まさにそのケースの一つね。