もし我が家に7700万の貯金があったら?

(注)11月19日に書いた記事。

 

先の我が投稿。


貯金が7700万あり、かつ夫が公務員という安定した職業に就いているにもかかわらず、夫が退職して年金生活になった場合は貯金を切り崩さないといけないかも知れないから不安で仕方なく、過度にお金を使わない生活をしている56歳の主婦の話。


コメントをいただいた方々へのレスポンス内容ともだぶるが、仮に我が家に7700万貯金があり、元公務員のようにまとまった年金(弱小自営業者や非正規雇用社員からみたら)があったらどうするか、想像してみた。


まず、現在の住まいは借家なのでキャッシュで小さな家を買うことを考えたけれど、平均寿命年齢からしてさほど遠くない時期に違う世界に行く身。かつ、娘は自分たちの生活を築いている。
だとしたら、やはり借家でいいと判断。


次に、宝石などは身につける機会がないし、洋服も必要以上はいらない。
旅もたまに行くから非日常。頻繁に行っていたら目新しくも何ともなくなる。


となれば、以前に住んでいた京都市山科区程度の「田舎過ぎない田舎」の畑付きの家賃の安い借家に住み、野菜を作ったりハイキングを楽しんだりしながら、夫は土ひねり(陶芸)、私は読書と文書きという、真から好きなことをしてのんびりと平凡に暮らすのではないかと。
案外と普通の生活をする気がするんだな。


ちなみに、姉の大学時代の学友の実家は、空港が建設される際に土地を売却して大金が入り、その金をもとに駐車場やマンションを経営して、また利益。
両親が他界した後は1人っ子であった学友が遺産と経営を相続。就労しなくても生活には困っていないが、少しも幸せそうではないのだそうな、、、海外旅行ひとつにしても南極まで行くほどあらゆるところに行きまくっているのにね。
要は人生に対する目標があるかなしか、なのではないかな。


なお、私が使い切れないほどのお金があり、死ぬ時にたくさん残っているとしたら、そのぶんは世界各地に残る児童婚廃絶のためのプログラムに使ってもらえるように書き残す。
以前、どこかの国の12歳の女の子が親のために歳の離れた男と結婚させられ、すぐに妊娠出産し、子どもを背負ったまま家事をしているのを見て胸が痛んだ、、、本来なら、学校で学んだり友だちと他愛もないお喋りをしている年齢だよ。
ああいう子をなくすのは、親をも含めた教育が必要で、少しでも支援になればと望む。