デモンストレーションにおける防寒対策。

(注)11月22日に書いた記事。

 

限りなく奈良県に近い、京都府内の某大型店での連続仕事が終わった。
このデモンストレーターという仕事は、基本的にあまり動かずデモ場所に立ち通しのことが多いから、防寒対策をしっかりしていないと、特にこれからの季節では辛いものがある。


実際、2016年くらいまでは、立ち位置によっては、時に拷問と感じられることもあった。
1番覚えているのは、◯ノ◯ヤ高◯店での、レトルトカレーのデモ。
前方からは精肉部門の、後方からは冷凍食品部門の冷気が押し寄せてきて、まるで南極にいるようだった。
一緒に仕事をした営業のお兄さんも、態度にはださなかったけれど、実はものすごく辛かったと思うよ。


幸い、お店の方々の協力もあり、販売数はそこそこだったから救われたが、売れなかったら寒さが一段とこたえたのじゃないかしら。


その後、ユニクロをはじめとするメーカーがフリーズ状のシャツや裏フリーズタイプのスラックスなどの保温に優れた衣料を開発してくれ、またレッグウェア業界も防寒性が非常に高いタイツや靴下をこぞって発売しはじめたので、今では冬場の業務もかなり楽になった。
特に、桐灰の「足の冷えない不思議なくつ下」には助けられた。


ただ、手はなあ、、、。
コロナ禍のもと、手袋着用でデモ現場に立つことも増えたものの、通常の衣類やレッグウェアのようなわけにはいかないのが残念。