人をワクワクさせれば売上は伸びる。

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寒い日が続いている。
あらためて、初詣で飲んだ甘酒を思い出した。


ぶっちゃけ、お世辞にも美味しいとは言えない味だったのに、しんから身体をホカホカさせてくれた。
ふと、映画「しあわせのパン」がノベライズされた中(作者は同映画の監督三島有紀子)に書いてあった一文が脳裏に蘇った。
「人間ね、あったかいことがごちそうですよ」。


それにしても、紙コップ一杯で400円は高いわ。
まあ、甘酒に限らず屋台で提供される飲食物の値段なんてそんなものなんだけれど。
それを承知で、つい次から次へと財布を開いてしまうのは、初詣というお祭りからくる気分の高揚ゆえん。


実は、この心理メカニズム、試食販売にも応用出来るのだ。
大手スーパーやデパートでは、土日祝日は、コロナ以前には多くの試食販売が提供されるのが半ば当たり前の現象だった、、、あちらでラーメン、こちらでパン、そちらで焼肉というふうに。
当然、それらをねらってお客さんが集まり、試食巡りなる一種の「お祭り」気分が生まれる。その雰囲気の中でお客さんの消費欲にも火がつくというわけだ。
つまり、ワクワクね。
端的に述べたら、お客さんをワクワクさせることが出来たら、売上も勝手に伸びるのよ。


初詣で訪れた八坂神社でも、ワインの屋台では試飲を行っていた。
人が群がっていたところから推察して、販売数もそれなりのものだっただろうと推察する。


写真は、あらためて八坂神社。