筋肉痛〜お歳暮解体業務からお中元お歳暮を考える。

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限りなく和歌山に近い大阪府南部の某市にある量販店でのお歳暮ギフト解体業務を終え、2日目。
昨日の家庭内温泉(1日に何度も風呂に入って身体を温め、くつろぐ)の効能で腰と背中の痛さだるさは消えたものの、上半身の筋肉痛はまだ残っている。


確かに、肉体労働的な要素はある業務だ。
例えば、第2便として午後に送られてきたジュースセットやインスタントコーヒー詰め合わせなどのお歳暮ギフトを荷台に積み上げ、専用売り場まで運ぶ作業。
とは言え、これはほんの2時間弱。
その程度の「肉体労働」で汗だくになり、仕事終了後もあちこちに痛みを覚えるとは、普段いかに私が身体面で楽をしているかの証明だ。


まあ、しかし、あんなに余るものなんですねえ、、、お歳暮ギフトとは。
お中元ギフトの解体でもその残量に驚いたけれど、お歳暮ギフトの方がずっと多い(「お中元は贈らないけれどお歳暮は贈る」という家庭は少なくないから、メーカーもついギフトセットを作り過ぎる?)。


かつ、大手企業がお中元やお歳暮の贈答を取りやめる傾向に向かっていることからもうかがえるように、お中元お歳暮自体が令和の現状にそぐわなくなってきているのにメーカーは相変わらず作り続けるから、どうしても生産過多になってしまうのだ。


今回の仕事を通じ、気づいたことがある。
それは、ギフトはギフトでも、あまりに実用に重きをおいたセットはセールでも人気がないということ。
例えば、安価で知られるインスタントコーヒーとやや高級とされるインスタントコーヒーの2種類だけを無造作に箱に詰めたセットや、極めて一般的な食用油を1種類のみ6本なり8本なり10本なり入れたセットなど。
確かに、毎朝インスタントコーヒーを飲むとか揚げ物を頻繁に作るとか、そんな家庭では家計面からお助けとなるだろうが、そこを配慮しても一応は「ギフト」なのだから少しは夢(=非日常)の部分も含んでいてほしいところ。


ならば、この「夢のない」ギフトを整理するだけでもメーカー側の「作り過ぎ」を防げるのでは?


写真は当日の現場にて。