一昨日は、片道ざっと2時間かけて、真ん中の孫が通う幼稚園の生活発表会へ。
孫のクラスは11時半からの出演で、劇、合唱、合奏を披露。楽しいひとときを過ごした。
さて、春の訪れを機会に、サイズが合わなかった昔の服を捨てる決心をしたと、数日前のブログを書いた。その続きである。
かつて、女性はコルセットに縛られていた。映画「風と共に去りぬ」で主人公のスカーレット・オハラがメイドのマミーにコルセットを締め上げてもらうシーンを覚えておられる方もいると思うが、あれは映画の世界だけではなく実生活でも見られた現象。キュッと締まったウェストは当時の美の絶対条件であり、そのためにウェストを少しでも細く見せるべく女性たちはコルセットで身体を締め付けていたのだ。
このコルセットに異議を唱えたのが、ココ・シャネル。
「こんなものを身につけろなんて、まるで女は家でずっとおとなしくしていろ、と言っているようなものだわ」。
そして、当時は男性の下着素材であったジャージーに注目。伸縮性に優れるがゆえに動きやすいこの布を使った婦人服を次々と生み出した。
私も服の整理をするに当たっては、まずこのコルセットを捨てた。垂れてきたオニクで膨らんでしまった腰回りを、表向きはすっきりさせるべく、コルセットを使っていたからだ。
結果、キツかったSサイズからキツくないMサイズへ。
と、ここで、まさかの「ところが!」ときた。
肩幅もまさしくSサイズの私は、Mサイズの服を着ると肩で合わず、不恰好かつデザインによってはだらしなく見えてしまうのだ。
ううむ。
悩むところ。
写真はココ・シャネル(左側。Public Domain)