青果販売ならではの難しさ

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(注)4月3日に書いておいた記事。


1日も終わりに近付いた今、やっとブログを書き始めることが出来る。 


と言うのは、昨日と一昨日、京都府内の某市の高級スーパーの青果部門にて旬の野菜の推奨販売を担当したのだけれど、これが、寒の戻りもあってか、身体的にけっこう辛く、お休み日の今日は養生せざるを得ない事情があったのよ。
少なくとも、午前中は鍋でも被ったかのように頭が重くて仕方がなかった。


一般に、
「青果部門の宣伝販売は比較的に楽」
だと、私たちの業界では受け止められている。
ものがものだけに旬の素材を扱うケースが多く、担当が何であれ、そこそこの売上は見込めるからである。


ただ、青果ゆえの悩みもついてまわるんだな。


1度でも野菜や果物の宣伝販売を担当したことがある方なら、お客様から寄せられる次のようなクェスチョンやリクエスト、クレームに悩まされた方は少なくないと思う。


「おねえさん、どういうのが熟れているん?」
「今日中に食べたい。おたく、選んでよ」
「家に帰って、切ってみたら中が傷んでいた。見てくれが立派やから買うたのに」


そうなのよね。
外側と中側のアンバランスがおこることも、まま、ある(まあ、ある程度までは見たり触ったりで判別出来ることが可能だが、あくまで「ある程度まで」)。
これが、同じ生鮮品を販売するにしても、精肉や魚介部門にはない、青果部門ならではの難しさ。


今回のえんどう豆もそう。
「さやは大きいのに、開けてみたら豆は小さい。がっかりしたよ」
はい。似た体験は私にもあります。
「まあ、これも運なんかな」
と私はあきらめたけれど、購入したえんどう豆にあまりにそういうのが多かったら、遠慮なく店側に話したらいいと思うよ。


写真は、現場の最寄駅近くに立っていた一休さん銅像。この地域、一休さんにゆかりがあり、一休さんお得意のとんちにヒントを得て「一休とんちロード」もあるほどなのだ。