現代人は砂糖を摂りすぎている?

f:id:ellenyannyan:20220408174106j:image

「砂糖厳禁(蜂蜜や麹甘酒などの代替品はもちろん、果糖があるから果物もダメ)」の夫の治療食がスタート。

糖分なしなんて、炒め物や焼き物、蒸し物などはわかるが、煮物はなあ、、、。

 


まあ、やるっきゃないというわけで、煮物系料理の第一作目として、試行錯誤しつつ、自分なりに「砂糖なし切り干し大根」を作ってみた、、、切り干しの戻し汁とごまを多い目に使うのだ。

食べた感想は、

「ううむ。少し物足りないな」。

 


それが一晩置いたらどうだろう。味が染みたのか、すごく美味しくなっている。

何事も焦ってはいけないと感じると同時に、昨年秋に試食を担当したメーカーとコラボで健康キャンペーンを展開していた、某料理家のレシピに従って作られた切り干し大根を食べてみて驚いたことを思い出した。

 


そのレシピも砂糖を使わない。

口にした最初は、

「すっきりし過ぎかな」

との食感が、次の瞬間には、素材そのものの自然な甘味と出汁の昆布特有の濃厚な甘味が絶妙なハーモニーを奏で、素晴らしい風味に変わる。

しかも、通常の切り干し大根と違い、口中に後をひかない。

 


もしかすると、現代人は砂糖を摂りすぎなのかも知れないな。そして、その味に慣れてしまい、食材が持つ本来のおいしさを忘れてしまっている可能性もなきにしもあらずだよなあ、、、。

 

 

写真は、切り干し大根(Wikipedia)。