高年デモンストレーターにとって、2年の「空白」は痛手だ。

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今日から4月後半。
仕事がけっこう詰まっている。

実はもう1日、27日にも仕事を打診されたのだけれど、現場が京都内陸部の福知山方面で、しかも行き帰りの交通手段が「特急電車使用不可」だったのでお断りした。
特急電車に乗らなければ、その現場、歩く距離も含めたら片道4時間近くかかるのだ。
「なるべく(宣伝販売のための)経費を使わないでおこう」
というメーカー側の意図がミエミエだわ。

しかし、コロナ禍による仕事激減からもう丸2年経っているんだよね。
さすがに3年目ともなると、メーカーやエージェンシーや派遣会社の方でも宣伝販売へのそれなりの対応の仕方が身についたのか、私たちデモンストレーターは、選ばなければ月に10日前後までは仕事を紹介してもらえるまでに状況は回復した。

とは言え、この2年の「空白」は、特に高年デモンストレーターにとっては大きな痛手だ。
なぜなら、肉体は日1日と老い、それに付随して体力も落ちていっているからである。
そんな時に、2年も現場にほとんど立てなかったなんて、、、。

コロナが世界中を支配し、人々を混乱に陥れた2020年、私は63歳だった。
ワクチンは開発されたものの変異を繰り返すコロナがまだまだ勢いを保っている2022年現在、私は65歳だ。

63歳と65歳。わずか2歳の差。ところがこの差がいかに違うか、孫の相手をしていると、身体にはっきりと感じられる。

写真は、今日の仕事を終えた後、現場であったスーパーが入っているアミューズメント施設から駅へ向かう途中で撮ったもの。