京都と北近畿を結ぶ特急電車が全座席指定となった。

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今月後半、京都府日本海側にある舞鶴で4回仕事をするために舞鶴をはじめとする北近畿に向かう特急電車を利用するんだが、その特急電車の自由席は、今年3月12日を持って廃止されたんだそうな。昨日、仕事帰りに寄ったJR京都駅で、
「コロナもそれなりに落ち着きつつあるし、観光客も増えている。現場に行くのは休日の土日。念のため、特急券は早いめに準備しておいた方がいいかな」
と思い、駅員さんに最近の特急電車の混み具合をさりげなく聞いて、初めて知った。


JR側の言い分は、「お客様全員に座ってくつろいでいただくため」とか「混雑を避けるため」だけれど、要はコロナ禍で鉄道の乗客数が減ったぶん収益も悪化したので、それを別のところで補う必要があるからなんでしょ。コンタン、ミエミエだわ。


だって、特急の自由席と座席指定席の料金差は、片道620円。往復では1240円だよ。1人特急に乗るごとに、これまでよりはそれだけ儲かるのだ。


JRほどの会社なら、3年や4年赤字が続いても経営持続できるだけの資力は持っていると思うから、そんなセコイことしなくていいのに、いやーね。


写真は、京都から福知山および福知山以北を結ぶ特急はしだて(Wikipediaより)