(注'5月31日の記事。
5月28日と29日。仕事でまたもや舞鶴へ。
途中駅の綾部で特急電車から普通電車に乗り換え、窓枠を流れる、昔ながらの農村風景(舗装していない地道やセメントで固めていない水路など)を眺めながら、ふと想った、、、こういうところには、まだトノサマガエルもいるだろうなあと。
「トノサマガエルが絶滅の危機に瀕していると言うけれど、時代さ。あんなの、いなくても、別に(人間に)困ることないじゃん」
と、おっしゃる人もいるかも知れない。
そんな方、ようく考えて。
トノサマガエルが絶滅するということは、遠からず他のカエルやイモリその他の両生類もその道をたどる危険にさらされることであり、カエルを食料としてきたサギやヘビにも影響を与えることでもある。
反対に、カエルが餌としていた田畑の昆虫は天敵がいなくなるのだから、異常発生する。
ね、わかるでしょ。生態系のバランスが崩れるのよ。引いては、我々の食糧にも関係してくるのよ。
もっと単純な例では、皆さん、あの可愛らしいオタマジャクシが見られなくなる。
トノサマガエルに限らず、絶滅しかかっている生物の保護に、人間はもっと真剣にならないといけないのではないかと感じる。
写真は、オタマジャクシ(Wikipediaより)。