りゃ、りゃ、入店バッヂがないっ!

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(注)9月18日に書いた記事。

 

滋賀県中部に位置する静かな町にある、そこそこ規模が大きいスーパー内での農産の仕事。
それが昨日と今日の案件。店もお客さんも、大阪や京都などの都会に比べると明らかにのんびりしていて、ゆったりと時間(とき)が流れていく。
いいね、こんなの。
少なくとも、私には合っている。


ところが、無事に初日の業務を終え、売場責任者に販売数字も出してもらい、片付けをして、さあ帰ろうとリュックを背負った昨日の夕方、はたと気付いた。
ない。ないのだ。 何が? 入店バッヂである。


私たちデモンストレーターに限らず、そこの店舗関係者以外の人間は、店に入る時は必ず受付で入店者名簿に必要事項を記入し、番号が記された入店バッヂを受け取ることになっている。
つまり、入店バッヂはただのバッヂではなく、
「あなたがこの店に入ることを許可します」
との、お墨付きの意味合いも持つのだ。だから、何らかの事情でこれを紛失することは厳禁で、仮にそうなったあかつきにはノベルティが課せられるところがほとんど(罰金1000円とか始末書とか)。


こんなにも大切な入店バッヂ。にもかかわらず、紛失する人は、ちょこちょこいる、、、もちろん100%過失。
いわく、
「バッヂの止め金がゆるんでいたのか。売場と試食調理室などのバックヤードを往復しているうち、いつのまにか(バッヂを)止めた右胸からなくなっていた」
「トイレに行く時、(バッヂをつけた)エプロンを脱いで用をすませ、トイレから出てきてエプロンをつけたらバッヂがなかった」(脱ぐ時に外れ、どこかに転がっていったのだろう)
他にも、私服から仕事着に着替えるため、ちょっとバッヂを横に置いたら、どこに置いたのかわからなくなった、など。


昨日の私の紛失は、最後のケースにあてはまる。


幸い、数分後に見つかったから良かったものの、そうでなかったら、、、。
ヒヤヒヤものだった。


写真は、晴れてバッヂが見つかって正々堂々と(?)退店出来、駅に向かっていた、昨年の現場付近の情景。