昔のタオル〜日本人のモノとの関係も変わってきた。

f:id:ellenyannyan:20221022173328j:image

(注)10月17日に書いた記事。

 

夫の手術日に必要なものの1つに、白タオルがある。

特別な生地を使っているとか、しゃれた刺繍をほどこしているとか、そういう付加価値がある白タオルではない。ごくごく普通の、かつてはどこの家庭にも見られ、タオルとして使われた後は雑巾として家中で活躍した、あの白タオルである。

これが、今日日、ありそうでないんだな。

 


何軒もスーパーをまわり、我が家から自転車で25分弱走ったところにあるイ◯○ヤの衣料売場で、やっと見つけた(写真)。

このようなタオル。パッケージのコピーよろしく、少なくとも昭和の時代には「使って使って使い倒した」もので、それが、当時の「モノとの付き合い方」だった。

 


以前のブログで、ここ数十年で日本人の食生活(=食文化)は変わってきた、と述べたが、そのことはモノとの関係にもあらわれている気がする。