65歳が分岐点〜「第2の定年が65歳」というのは理にかなっている。

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9月も半ばを過ぎた。
にもかかわらず、日中は真夏を彷彿(ほうふつ)させる暑さ。ここへ来て、7月8月の忙しさの疲れが今さらながらのように出てきていて、まいっている。

 

辛いのは、単に暑さだけではない。
立つ現場はカーディガンを着てさえ爪先まで冷えるほど冷えるのに、外に出てみればサウナ風呂に入っているみたいという、この寒暖差。
これが年毎にこたえるようになってきているのだ。

 

振り返れば、65歳が分岐点だった気がする。
65歳までは、グリル鍋をはじめ調理用具一式を詰めたカート持参で、所用時間片道2時間半くらいの現場なら、仮に3日連続で行っても何ともなかった。
それが、66歳になると、明らかに変わった。
現在では、同じ条件の現場は3日どころか2日連続でも行けない。単日、つまり1日のみ。

 

こんなふうにたどってみれば、世間で、あくまで一般的にだけれど認められている「65歳が第2の定年」というのはなかなか理にあっているのではないかと、個人的体験からも思う。

 

それを、小泉進次郎は、
「年金は80歳からでもいいんじゃないのかな」
なんてのたまう。
政府は、本音では年金支給を少しでも遅くしたいんだよね。その意図がミエミエで、まことにイヤラシイったらありゃしない。

 

写真は3人の孫。
彼らが大人になった時、年金制度はどうなっているのだろう?
支給開始が現在の65歳より上がっていることは、まず間違いない。