
尼僧でもあった作家の瀬戸内寂聴氏によると、
「良い文は活字が立っている」
のだそうな。
わかる気がする。ご贔屓の作家はもちろんのこと、文体も構成(ストーリーの運び方)も世界観も苦手な作家、例えばマルグリット・デュラスの小説だって、読んでいたら行間から情景が浮かび上がってくるもの。
つまり、「良い文」なのだ。
これを我が生業(なりわい)であるデモンストレーションに当てはめたらどうか?
良い文ならぬ良いデモンストレーションとは?
個人的には
「人が立っている」
状態と言いたい。
人が立っているって?
それを、新しい年、2025年が明けた折ではあり、少しずつ追求して行きたい。
写真は何年も前に実施した、サバのデモンストレーション風景。