
iPhoneを買い替えて丸3日経った。
感想は、快適そのもの。
スピードが段違いに速くてサクサクとサイトが開く上、音楽アプリにアクセスしたら、いやはや、その音質の素晴らしいことよ!
それにしても、アナログそのものの私たちデモンストレーターの仕事も、スマホが使えないと業務が滞るようになってきた。
ほとんどのメーカーでデモ現場の写真撮影が必須になったのに加え、指示書や報告書もネット経由で送受信されるようになったためだ。
と、ここで思い出したのが、デモンストレーター駆け出しの頃に京都府内の某店でお会いし、その後も近畿地方にある量販店を中心に、イベントなどでちょくちょくお目にかかる同業者のおばちゃん。
それはそれは口がうまく、販売オーラもある人で、トークを聞いているだけで、
「よっしゃ、1つ、買うてやろうやないか」
と言う気にさせる。
実際、お客さんの1人は、笑い混じりに話していたね。
「うまいこと言わはるから、つい、買うてまうねん」。
ところが、このおばちゃん、キカイが大の苦手で、携帯も電話しか出来ないと、いつぞや私に話した。
「でも、派遣会社がそれでもエエ、写真撮影なんかはこっちの事務員を行かして撮らせる、報告書もこっちで入力する、とか便宜をはかってくれているから、まあ、何とか」
つまり、派遣会社が、写真撮影のためだけに事務員を現場に派遣して報告書のWeb入力も代行させる手間をとらせてもなお、
「我が社にいて欲しい」
と望ませる人材だったのだ。
こういう人材は奇特。
ネットの普及度とは別の次元で、とても大切にしないといけないと思う。
写真は、グレープフルーツのデモテーブル。