(注)2月21日に書いた記事。
小室佳代氏が書いたエッセイ本が売れ行き好評でベストセラー間違いなしだと言う。事実、Amazonのレビューでも星5つをつけている人が何人もいる。
しかし、出版社も商魂たくましいね。悪名は無名に勝るとの言葉もある通り、佳代氏が出版すれば、
「ホウ、あの人が本を出したんかいな。どんなことが書いてあるんやろ。一つ、読んでみようやないか」
と、手に取る人が必ず一定数はいる、つまり「売れる」とわかっていての出版なのだから。
識者の評価は、概ね芳しくない。
「自分大好き人間の一途なまでの息子愛が語られているだけ」
と酷評している人もいる。
私自身は佳代氏の本を読んでいないので何とも言えないが、ただ一点ひっかかるんだな。
本には佳代氏自慢の料理レシピがイラスト入りで載っているとのことだが、何と、どれにも分量が書いていないと言うではないか。
こんなのレシピじゃないよ。料理絵日記だよ。
「私も作ってみたい」
と思う読者がいるかも知れないと、考えなかったのか?
やっぱり、識者の1人が表したごとく、このおばさんは自分大好き人間なんだね。