胃けいれんの後遺症〜牛乳を生産する酪農家

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胃けいれんの後遺症がまだ続いている。


例えば、コーヒー。
ブラックで飲むと、飲めないことはないし、コーヒー本来の風味をじゅうぶんに感じることは出来るものの、ぶっちゃけ、未だキツいのだ。


それが、牛乳たっぷりの、カフェ・オ・レを超えた「コーヒー牛乳」ならオッケイ(ハチミツを加えたなら、よりオッケイ)。
ということは、牛乳に備わるある成分が、恐らくはけいれんで傷ついてしまった胃に優しく作用するのだろう。


この成分が何かはわからないし、そのこととは関係ないかも知らないけれど、牛乳を生産する酪農家の戸数は日本の場合、この2025年度、ついに1万人を切ったと言うではないか。


これって、、、。


ふと、思い出してしまったんだな、宣伝担当を担当したあるメーカーが、自社販売の牛乳の生産者の意向をかんがみ、
「適正価格で(我が社の)牛乳を提供します」
と、公言し、実行に移したところ、ばったりと売れなくなってしまったこと。
販売業の末端にいる我々も困ったものだ。


結局、幾月も経たないうちに、元の価格に戻ってしまった。


うーん?


野菜同様、酪農関連でも言えることだが、生産者と消費者の、それぞれの意向がマッチしない。
現在は、実は消費者の方、と言うより消費者に食品を提供する店舗側が強いため、生産者側に
「安く、安く」
と要求するのだろうし、それがまかり通っているのだろう。


もっとも、ここまで酪農人口が減った現在、それがいつまで通用するか?


写真は、乳牛の代表、ホルスタイン(Public Domain)