デモンストレーターの皆さん、業務報告書は必ず控えを! 誤配はないわけじゃない。

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売店などに来られたお客様の標準的な買い物ルート、すなわち動線から大きく外れた場所に加えてレジ横という、デモンストレーションにはまことに不利な立地で業務を遂行せざるをえなかった7月20日
それでも、自分なりにベストを尽くして仕事をしていたら
「頑張っているな」
と、応援のつもりで商品をお買い上げ下さった方々がいたおかげで、何とか業務報告書に売上数字が書ける状態となった。

 

ところが、何たることよ!
その報告書が届いていないと、仕事を割り振りする派遣会社から連絡があった、、、あれは連休明けの7月22日に確かにポストに入れたのに。


一般に私たちデモンストレーターは、デモンストレーションの結果(試食試飲数や売上数の他、お客様の反応やいただいた商品へのご意見)を記した「日報」、そしてデモンストレーションを完遂させるに要した費用(現場までの交通費、試食品または試飲品を作成するために使った材料費、さらに電話代などの雑費)を計上した「経費精算書」の2種類の報告書が派遣会社に届いてはじめて、ギャラを受け取る資格を得る。
ということは、報告書未着は収入にストレートに関係してくるということだ。


私は、派遣会社に報告書を郵送する時は、日報も経費精算書も経費精算書に貼ったレシートもすべて、必ず写メールで控えをとっておくようにしている。
報告書ばかりではない。ポストに投函した際、ポスト番号と投函時間がわかるよう、ポストの写真も撮っておく。
今回のようなイレギュラー事態が発生した場合に備えてのことだ。


郵便配達は人間がおこなうもの。となれば、確率は非常に少なくても、間違い=誤配があることは想定できる。
誤配された家の住人が、はて、それをどうするか。
「うちとは関係ない」
と捨てたり、長らく留守をしていたりしたら???


そんな場合でも、控えがあれば「証明」となりうる。例え、紙ではなく写真だったとしてもね。


それはそれとして、どうしてこんなことがおこるのかしらと、まずは集配を管轄するN郵便局に電話をかけ(これが有料!)、投函したポストの番号とポストを写した写真に付記されていた投函時間を告げ、コレコレシカジカと説明する。
N郵便局側は、報告書を受け取るはずの派遣会社がある区域の管轄郵便局、K郵便局に尋ねて下さいと言う(こちらも有料!)。
K郵便局にも同じ内容を説明。すると
「N郵便局に事故証明書を申請して下さい。無料で、責任を持って調べさせていただきます」。
ただし、これは郵便物の流れを調べるだけ。普通郵便という性質上、中に入っている書類が金銭にともなうものであっても、それによって発生する損害を保証するものではないとのことだ。


ま、そりゃ、そうだわな。
本当に大切なものなら書留で出すのが、本来のスジだからね。


ともあれ、デモンストレーターの皆さん、報告書は絶対に控えをとっておきましょう!


写真は、花の蜜を吸うアゲハ蝶。
夏の盛りならではの光景だね。