値下げ効果は高価格商品ほど大きい

SNSアカウント乗っ取られ騒動から一夜明けた日曜日は、大阪府中部のまちでギリシャ・ヨーグルトのデモ。高価格の商品だが、開店直後から自分にカツを入れたこととその日が5%引きセールをおこなっていたこと、この2つが販売の追い風となり、業務終了30分前の17時半で完売した。

 

今どき5%引きなんて、その値下げ幅は食品消費税の8%にも及ばないことから、消費者の購買にそんなに影響はないと想像されるかもしれない。
ふたを開けてみれば、どうしてどうして。

 

まあ、これだけ物価があがったらねえ、、、。そりゃ、先日にギョーザのデモをおこなった店でのお客さんのセリフじゃないけれど、
「同じものなら少しでも安く買いたい」
のが、カネを出す側(=お客さん)の偽わざる願望だよ。

 

特に、普段から高いものはそうだ。
「〇〇が美味しいとは聞いているから食べてみたいけれど、お値段がなあ、、、」
と、興味はあっても価格で引いていた商品ほど値下げ効果は大きい。
「今日はちょっと安い。これを機会に一度試してみよう」
と、カゴに入れていくお客さんが多くなるのだ。
今回のギリシャ・ヨーグルトも同じパターンで売れた。

 

ともあれ、担当商品ソールドアウトで、シアワセな気分で帰路につけた日ではあった。