今日は、滋賀県草津市にある、某百貨店系列店にて、P社のスープをデモ。
店に到着するなり、担当者よりクギ。
「スープやからポットを使うんやね。でも、売り場の近くに電源はないしな。延長コードを這わせると、
お客さんの通行に支障が出る。悪いけれど、バックヤードでスープを温め、それを売り場に運んで」
がっくり。
このデモ方法は、よくL社が指示する方法。
売り上げは……当然、よくない。
当然と断言したのは、バックヤードから売り場に試食品を運ぶ間に温かいものも冷めてしまって味が
落ちることの他に、味と同じくらいに消費者を引きつける要素である「匂い」がカットされてしまうこ
とにある。
このデメリットは大きい。
今日も、例にもれず。
とは言え、店の指示。従うしかなかった。
おまけに、お客さんの数の少なさときたら!
驚いた。
今日は、滋賀県は雪がちらつく寒い日。それも影響があるのか。
お客さんが少ないのでは、正直、私たちはお手上げ。
売ろうにも売れない。
こういう時は
「発想を転換しろ」
と言ったのは、誰だったか。
「売れない時は売れない。誰が、何を、どうやっても。だから、そんな時は売上はひとまず横に置い
ておいて、商品の名前と味を知ってもらうことに力を注ぐ。次につなげるつもりでね」。
確かに。
そうわかっていながら、お客さんが少ないのでは商売にならないとの意識が、どこかにある。
実際は、体験上からも必ずしもそうではないのだけれど。
これについては、また後ほど。