冷えきっている

 昨日と同じく、京都内陸部に位置する某現場より、帰ってきた。

 昨日の「突然の腹痛」の理由がわかった。
 やっぱりと言うか、意外と言うか、「手の冷え」が原因。

 私たち、試食販売に一定の期間以上従事している人間は、知っている。
 例え、夏の盛りであろうと、現場である店舗は南極だと。
 だから、特に今の時期は、あたたか下着、あたたか靴下、カイロなどで、
何重にも装備して、仕事に挑む。

 ところが、悲しいかな。手だけは、どうしようもないのだ。
 お客様に試食品を手渡しすることもあるゆえ、手袋をはめるわけにもい
かず、むき出しのまま。
 ずっと冷気にさらされることになる。

 この手から、「冷え」が体内に入り込む。
 これが、しばしば、体調を狂わす。

 幸い、腹痛は今朝には治まっていた。
 そうでなかったら、派遣会社やエージェンシーも巻き込み、大変なこと
になっている。

 私たちの仕事の真の敵は、やはり、「冷え」だ。