納豆 その3

 滋賀県湖西地方の某店にて、相変わらずの納豆の試食販売。

 今や懐かしの存在となったMLの某カテゴリーに、私はこの仕事をはじめた
ばかりの頃、こう投稿した。

 寿司がSUSHIになり、豆腐がTOFUになったように、納豆もNATTOとな
りえるか?

 管理人のH氏をはじめ、幾人かの方から、納豆そのものについての私見
うかがったが、わが問いかけに対する意見はゼロ。
 それだけ、納豆のグローバル性に対する認識が、まだまだ確立されていな
かったのだろう。

 現在はどうか。

 聴いたところによると、日本で売られている「納豆」とは、風土や気候も
違うゆえ、必ずしも一致していないが、外国でも売られ、健康によいと注目
されているそうな。
 
 先週、H堂K店で、今日の担当商品と同じ納豆をデモした際、試食した中
国人留学生は、語っていた。
「甘い」。

 ううむ。

 しかし、これは、国内の、真の納豆好きのお客様が言われるセリフと同じ。

 安価ゆえ、不況の影響は受けなかった納豆市場だが、これから、どうなる
か。