試食人数が少ない時の鍋

 日曜日は、平和堂小柿店にて、やはりマルコメ「とり野菜なべのみそ」のデモ。
 ここも、田畑に囲まれた田園地帯の真ん中に位置するいう状況から察して決して試食人数が多い店では
ないと判断したので、前日で学んだ通り、こまめにみそ鍋を作り直した。

 パートさんたちが、応援のつもりで商品を買って下さった。
 ありがたいことだ。
 都心の大型店舗でこういう人情に触れることは、あまりない。

 結果は、定番の含め、完売。

 ちなみに。
 試食人数が少ない場合、作り直さなくてもよい方法は、実はある。
 肉だけすべて火を通して取り出し、次にその肉と野菜を半分だけ鍋に入れる。
 一時間ほど経ったら、鍋に残っている肉と野菜をすべて取り出し、あと半分の肉と野菜をいれるの
だ。
 これだと味は変わらない。

 味は変わらなくても、作り直した方が、やはり風味がよい。
 私は作り直している。
 そのため、入店を早めにして、その日に鍋材料で使う野菜は一度にパァーッと切って、小分けして
いる。

 帰りのバスの中。
 店舗近くのうばがもち本店で買ったうばがもちを、一個だけ、パクッ。
 いい仕事をした後のご褒美のスイーツ。
 ささやかな幸せを感じた。