ある公募の結果がきた。
落ちた。
暮れに予選通過の連絡がきたので、かすかに期待していたのだが。
もう一つの公募は、一月末に結果がわかった。
こちらは、二次予選まで通過。
しかし、最終選考には残れなかった。
原因。
一つ目は、内容が暗いイメージを与えたかも。
二つ目は、テーマがありきたりすぎた。選者が
「へえーっ。こんな世界もあるの」
と、興味を示す新鮮さが欠けていた。
公募の当選って、ミスコンのそれに似ている。
選者の意向に沿いつつ、自分本来の持ち味、すなわち個性を出さねばならない。
といって、選者に沿い過ぎると、かえって関心をそいでしまう。
「こんなの、私は知っているよ」
と。
ここいらあたりのさじ加減が難しい。
かつてのミスコン荒らしで、見事にミス神奈川に輝いた後、OLやスチュワーデスを経て作家に
転身した後藤悦子は、
「数をこなすこと」
が、限りなくミスに近づく秘訣と書いていた。
となれば、私ももっと数をこなさないといけないのだろう。
ともあれ。メルフレの復帰コンサートの知らせを受け、元気をもらったよ。