買い物~口紅とスクワランオイルとパワーストーン

仕事の減少とキャンセルで収入源なのに、昨日はビブレ北大路に出かけ、化粧品とパワーストーン
買ってきた。

 化粧品は口紅とスクワランオイル。
 口紅は、毎年春になるとなぜか新色が欲しくなるので、まあ、予想上の出費。
 スクワランオイルは、通路で化粧品サンプルを配っていた同世代(と想われる)の女性の肌があまりに
美しかったので、つい質問したら、話の流れで買ってしまったのね。
 本当に、張りがあり、年齢らしからぬ透明感もあり、見とれてしまう肌だった。
 化粧院販売員には厚化粧の人が多いのが、その人はナチュラルメイク。そこにも好感が持てた。
 化粧品販売員は自らが広告塔。商品の前に、まず自分が発しているイメージをお客様に与えないと
いけないね。

 職業がら手の荒れは避けられない。冷蔵庫並みの温度に長時間立ち続ける仕事だもの、手足の血行は
悪くなるし、空気も乾燥しているせいで手の油分は失われ、カサカサ。いくらクリームを塗ってもおっ
つかない。
 とは言え、私たちの仕事は手も重要なデモンストレーションパーツ。料理を実演する、試食皿に取り
わける。お客様に薦める、商品購入を希望するお客様に商品をお渡しする。
 どのシーンでも、手は役者のつとめを果たす。
 つまり、ビジュアルも大切なのよ。

 手の血行をうながすマッサージをしたり、手のパックをしたり、炊事の時は必ず手袋をするようにし
たり、いろいろと試してみたが、効果はなかなかあらわれない。
 それならば、痩せた時をイメージして着たい服を目につくところに置くのがダイエット成功の一つの
方法であるように、リングをもっと頻繁に身につけてもいいのではなかろうかと。
 荒れた手にリングは似合わないからね。
 必然的に手の手入れをよくするようになる。

「そしたら結婚指輪は? あれなら荒れた手でもサマになる」
 と言われそう。
 ところが……告白してしまおう。私は結婚指輪をどこかへやってしまったのだ。
 娘が生まれて後、その柔らかな肌を傷つけてはいけないと外したままだったのが、いけなかった?
 ま、私は結婚指輪は形式だと思っているから、もういいんだけれど。

 夫と付き合っている時に贈られたアクアマリンのリングはある。
 でも、こんなの、滅多な機会でないとはめられないし、それにふさわしい服も現在は持っていない。

 それに、パワーストーンには不思議な力があるらしい。
 ヘマタイトの場合は、「自信」「勝利」。

 今週末から五日連続勤務に入る。
 気合いを入れねば。