笑顔も日々の積み重ね

昨日は桂の某店にてカゴメのラブレの試飲。

 指示書ではカップにて試飲とあり、ならば高額の立替金がかかることで知られるこのデモでもそんな
にお金はいらない。
「ラッキー」
 と思っていたら、デモの途中でやってきたメーカー営業に言われた。
「先行60パックまで一本試飲をして下さい。たくさん入荷していますので」。

 逆らえないこちらは、やはり弱者だわ。
「マネキンは販売業界の最下層にいる」
 と自嘲気味につぶやいたのは、誰だったかな?

 けっきょく買い取り費は16000円近く。
 昨日は気温も高かったから、飛ぶように試飲が出た。
 
 確かにね、入荷数は多かったの。冷蔵庫に確認に行って、仰天した。
「一日でこんなに売れるわけがない。どうしてこんなに?」
 けっきょく、今日日のご時世でどこのスーパーも売上が落ちているからマネキンが来た時くらいは、
と店側もメーカー営業もニラんでいるのだろう。
 商品買い取り額だけでも、かなりの売上になる。
 その負担がこちらにかかる。

 ラブレ。あまりに金銭的な負担がかかるためにこの仕事を断っているマネキンを、私は知っている。
一人だけではない。

 まあ、一本渡しすれば飲み切る時間が長いぶん商品説明が出来る利点もあるし、優しいお客さんなら
「こんなにも飲ましてもろうて悪い」
 と買って下さることもけっこうあるので、それなりの利点はあるのだけれど。

 立替金だけでも、一週間以内、せめて二週間以内に返金してくれないかな?
 現行では、締め日の関係では二ヶ月後になったりするのだ。

 売上はピーチに関しては完売。
 地域性と客層を考えたら、決して悪くない。こんなもん。

 今日は亀岡のドラッグストア。
 恐怖の大正製薬のグルコケア。

 リラックスして現場にのぞもう。
「この人、楽しそうに仕事をしてはるなあ」
 とまわりに感じさせることが、けっきょくはいい結果につながるのだ。

 まあ、こう感じさせるためには、こちらも相応の努力はしている。
 テンションをいつも高めておくって、エネルギーのいることなのだよ。
「笑顔」も日々の積み重ね。