歳をとる悲しさ

何かさぁ。

 と、ここまで書いておきながらと怒られそうだが、少し保留にしておく。
 一呼吸おかないと、またワーッと感情が爆発しそう。

 ただ、これだけは言える。
 店舗担当者は、いつ、あんなに権力を握ったのかね?
 昔は店よりメーカーの方が強かったと聞いたが、今は見事に逆。
 だから、我々マネキンに対しても
「お前らが売る商品の場所をわしらが提供してやってんや。こっちかて、忙しいし、いろいろ事情も
ある。そこを、無理しているんや。やから、お前ら、売れ!」
 なんて態度をとる。

 まあ、こんな担当者は器が知れているとして(えらそうに振る舞うヤツは自分に自信がないのだ)。

 土日は湖北で仕事。
 ホテルでは爆睡した。

 でも、当分はここの町に行きたくない。

 あんな、自分の息子くらいの店舗担当者にどうしてヘイコラせにゃならんのかね?
 旦那は
「自分の母親くらいの人間に、ようそんな口の聞き方をする。ワシなら怒鳴り返す」
 と怒っているが、それが出来ないのが、歳をとる悲しさ。

 歳をとると、ほんま、仕事はなくなる。

 私も、強気でいられるのは、あと数年だろう。