福知山

日曜日は京都内陸部の福知山のジャスコで豆腐のデモ。
 
 身体への負担を考え、前泊しようと、福知山より二つ手前の駅、綾部にホテルを予約していた。
 本来なら早朝の五時半に家を出ないといけないのに、この方法をとると七時過ぎまでぐっすり眠れる。
 もちろんホテル代は自腹だが、ネット割引とじゃらんの会員割引がきくから大した負担ではない。
 最近はホテル代も値下げしてきているしね。

 土曜日の現場を終え、JR山陰線で綾部に。土曜日のせいか、車内はガラガラ。
「こんなんだったら、駅で立ち食いそばなんか食べず駅弁を買って車内でゆっくり食べたらよかった」

 ホテルに着き、風呂に入り、酒を飲んで爆睡。夢もみなかったほど。
 おかげで日曜日は気持ちよく現場に立てた。

 昼の休憩時間。福知山の地酒「福知三萬二千石」とやはり福知山名物「げんこつ漬け」を買う。「げ
んこつ漬け」は小スイカを醤油漬けにしたもので、どす黒い見た目とは違い、ほどよい辛さが魅力。

 こういう楽しみがあるから、遠方勤務も何とかこなせるのだ。
 今度は福知山見物といきたいところ。

 もっとも、私は「観光のための」名所には関心がない人間。
 ひたすら、その地の風土と一体となった人間、ないし育まれてきた土着の文化に興味がある。