発想を変える

昼からわんこを連れ、山科駅まで行ってこよう。
 郵便局に振り込むのだ。
 イオンカードを使った立替金とセゾンを使ったキャッシング金額の支払日。

 今月は何とかなる。
 来月がきつい。

 発想を変えたら、打開策があるかも。
 
 振り返るに、新商品も、発想力が基本だ。

 海苔で有名な大森屋が発売した、手巻き寿司のたれ。
 チューブ状になっていて、海苔の上に普通のご飯をと具材を乗せ、このタレをつけてくるりと巻くと
手巻き寿司が出来るというもの。
「す飯がいらない」
「手が汚れない」
「す飯を残らすこともない」
「冷やごはんでも出来る」
などを、売りにしている。

 私は、当初
「す飯なんてそう面倒なものでもないのに、こんなの、絶対に売れない」
 とかなり決めつけ、販売にのぞんだが、どうして、売れるのだ、これが。
 楽をして手巻きが作れるからだけではない。
 マヨネーズやケチャップみたいにぎゅっと絞って寿司を作る。
 その行為自体も面白いのだ。

 この商品を企画した人はたぶん三十代だろう。
 良し悪しの問題ではなく、柔軟な発想に拍手を贈りたい。

 同時に、現在の私に求められるのも、これという気がする。

 とらわれない発想力。