薬も断捨離

 昨日の二時から二時間半ほど横になった。
 これだけのことだが、かなり楽になった。
 やはり、加齢と共に立ち仕事がこたえてきているのか? つい三年前まで10日連続なんてザラだったし、六年前には17日連続で現場に立ったこともあったのだが。

 今日は午後からスーパー銭湯でくつろいでこよう。
 暮れに擦り傷から菌が入り、腫れ上がった左膝もどうやら元に戻ったし。
 大衆湯につかっても大丈夫だろう。
 久方ぶりに湯船でぞんぶんに手足を伸ばす。
 楽しみだぞ。

 それにしても、私ほど医者や薬に縁がない人間も珍しいかも知れない。
 医者や薬が嫌いなのではなく、風邪をひいたり怪我をした時期が何故か年末や盆だったりで病院や薬局があいておらず、「仕方ないやね」とじっとしているうちに快方に向かい、そうなると
「ちょっとの診察に長いあいだ待たされるのはかなん。このままでいこう」
 と、こうなるのだ。
 そもそも薬を処方してもらっても、多動児(ADHD)傾向がある性格のせいかしら、「決まった時間に決まった量を服用する」という、この単純きわまりないことが出来ない。いつも一回か二回飲むと、後は忘れてしまう。
 薬箱には、四年も三年も前に薬局や病院で調合してもらった未使用の粉薬や錠剤が、ころがっている。
 薬も断捨離せにゃ。