吹っ切れた

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一昨日の水曜日。また九州産鶏を担当。

四月半ばの段階で六月まで受けていた。中途で降りるわけにはいかない。

正直、気が重かった。
悪くすると、又もや、あの心臓ドキドキがくるのかなと。
2000年からメール交換している同世代の女医さん(面識あり)からも心配
メールが届いたばかりだった。
「私は産婦人科なので専門外ですが、メールの内容で判断する限り、スト
レスからおこった症状だと想いますよ」。
実は、彼女自身、過去に似た体験があるそうな。

職業に関係なく、皆、大なり小なりのストレスを抱え、それでも何とか
呼吸(いき)をしている。

午前中の売上は今ひとつ。
同じくKCの店舗ながら、ここの担当者は寛容な方なので何もおっしゃら
ないが、メーカーから派遣された形のこちらとしてはね!

いささか鬱々とした気分の中、昼食後、外に出てみた。
店舗付近を散歩。
ふと上を見上げたら、抜けるように青い青い大空が、私を包み込んだ。

瞬間、吹っ切れた。

「私は私のやり方でいこう」

売上目標は店やメーカーが決めるのではない。
商品をデモするこの私が決める。

私が決めた数字が達成出来たら、ヨシとしよう。
それが店やメーカーにとって不本意なものであったても、目標を果たした
自分をほめてやろう。
店やメーカーがなじったら、その時はなじった店なりメーカーなりをこち
らで拒否しよう。精一杯がんばっても望むようにならないことが世の中に
は多いのに、それがわからないとはわからない方に問題があるのだ、と。

メーカーも勝手。

「Fは私どもが三年がかりで仕込んだ我が社専門のマネキンです。売上は
すごかったのですが、クレームもあり……」

ひどいんじゃない? そこまで仕込んだマネキンならクレームを出さないよう指導することも、メーカーの役目。

とは言え、この非情さこそが企業の「論理」。
そう!
会社とはこんなものだ。

きっと、Fさんもプレッシャーをかけられ、つい強引に出ることもあつたのではないかな。