冷凍パスタの売上好調にほくそ笑んだところが


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夏が終わった。
「ハワイにも行ってきたことだし、心機一転。秋が始まった今日か
らは仕事の鬼(?)に戻り、せっせと稼ぐぞ」とばかり、意気揚々と
向かった先は、平和堂アルプラザ近江八幡店。
担当は、おなじみ、日本製粉の冷凍パスタ。今回は、「えびクリー
ム」と「小松菜とベーコン」の二種類が対象だった。

開店直後から試食は大評判。売上も絶好調。そりゃあ、5分間チン
するだけで、レストランで出されるのとそう変わらないパスタが食
べられるんだもの。受けないわけがない。しかも、セール価格。
「いざと言う時のために」
「冷凍とは信じられないくらいに麺がしっかりしている」
「他社の同商品に比べると具が多い」
「トレイが食器になるから、後片付けも楽」
陳列された商品はみるみるなくなった。

「いい一日になりそうだ。昼休みは近江八幡名物の赤
こんにゃく
(写真)をじっくりと吟味しよう。最近は種類も豊富にあるらしい
からねえ」とほくそ笑み、良い気分に浸ったのも、ほんの二時間
あまり。
バタリと出会った以前の派遣会社の同僚に、昼休憩中、衝撃的な
業界内輪話を聞いたのだ。

つづく