ショッキング

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9月1日(土)  晴  日本製粉  平和堂アルプラザ近江八幡  続き


「うちの会社、マネキンは60歳になると、肩叩きされるねん」
向かい合わせで、雑談も交えながら昼食をとっている最中、彼女の
口から吐き出された「事実」。
「えっ、えっ、そうなん?」
思わず問い返していた。

彼女によれば、そこの派遣会社のマネキンは、60歳になるや、本社に呼び
出され、社長に「賃金を下げる。それでも我が社にいるか、
退職するか」
の二者択一を迫られると言う。
彼女が知る限り、ほとんどのマネキンは退職を選ぶとか。
気持ちはわかる気がする。

「ひどい」とお思いになる方もおられるだろう。
「長いあいだ会社に貢献してきた人を、年齢だけでバッサリ切り捨
てるなんて」と。

正論。
少なくとも、映画「Always」シリーズの倫理が生き残っている時代では、間違いなく正論。

今は違う。

こう断言せねばならぬ「現状」を悲しく感じる。

ショックのあまり、買う予定だった近江八幡名物の「赤こんにゃく」を忘れてしまった。
それでも、担当商品は、定番も含めて完売。

帰り道、ふと思い出し、結局JR近江八幡駅のキオスクで購入したのだった(写真)。