カレーライスのキムチ版はいかが?

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どうも風邪をひきかけていたようだ。
「いた」と過去形で書くからには、現在は、その主症状であった喉の痛みはやわらいでいるのだけれど。

昨日の現場は、またも彦根。日曜日に行った時より残雪の量こそ減っていたけれど、デモ実施場所が店とバックヤードを結ぶ扉付近。品出しをする、あるいは終えた店員さんが、そこを開け閉めして出入りするたびに、外からの冷気がまともに襲う。「寒い」などというレベルではない。

担当は某社の「キムチ鍋のもと」。既によく知られた商品であり、今回は精肉とのコラボレーションで、店舗側としては、「もと」もさることながら、どらかと言えば肉を販売して欲しい向きがあった(「もと」は日持ちもするしね)から、精神的には、まあ楽と言えば言えたが、その代わりにこういう「環境」があったわけだ。

それでも、この仕事はいいことも多いと思う。
一つは、料理レシピが増えること。それも、既成の商品を使った、お手軽レシピ。
昨日の試食メニューもそうだった。
何のことはない。カレーライスを作る材料をカレールウではなくキムチのもとで煮込み、片栗粉でとろみをつけてごはんにかけるだけ。カレーライスならぬキムチスープライスだ(写真。バックヤードで撮影)。
これが美味。
お客様も「辛いねえ」とおっしゃりながらも(そりゃキムチですもん
ねえ)、「面白い」「こんな使い方もあんねんなあ」「身体があたたまる」と、ほとんどの方は最後まで食べて下さった。

料理も、最初からすべてを手がけるのは、時間にゆとりがある時でないと難しい。
「本来は個々の家にあるべき味覚をメーカーに管理されていいの?」という疑問もささやかれているが、既製品を使ってのクッキングバージョンが広がるのも、これはこれでよいのではないだろうか。